スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー

友井 羊 作 スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー 感想を書きたいと思います

ネタバレがあるのでご注意下さい 

箇条書きで書いているので見にくい点があると思いますがご了承下さい

 

早朝にひっそり営業しているスープ屋「しずく」

シェフの麻野は客の悩みを見抜き解決する名探偵。

一人娘の露(つゆ)と暮らしている

奥谷理恵(おくたに りえ)という常連客がいる

一話 人参リモートワープ

浮気じゃなくて良かったけど、自分が米田千秋(よねだ ちあき)の立場なら浮気をされたと誤解すると思う

小倉恭司(おぐら きょうじ)が最初から事情を説明するべきだったと思う

地域によって変わるお雑煮の文化も面白い

自分の想像力が足りなかった 

二話 奏子ちゃんは学校に行かない

鏑木奏子(かぶらぎ かなこ)があることをきっかけに不登校になる

学校へ通う意味を考えさせられる

光毒性という言葉を初めて知った

冤罪であることが証明されて良かった

親が子どものアレルギーを心配する気持ちは理解できるが知識がないのが危険すぎる

無知の怖さを思い知った

子どもたちの関係が拗れなくてよかった

三話 ひったくりとデリバリー

イタリア惣菜カリヤが舞台

配達員さんの大変さが描かれている

自分が治安に問題がある地域出身ではないので、治安が配達にも影響があることに気づかなかった

高齢者が多い地区への配達は買い物難民の問題もあり、これから需要がとてもあるのだろうと推測した

灯台下暗しという言葉を思い出した

四話 在宅勤務の苦い朝

緑川規子(みどりかわ のりこ)が昭宏(あきひろ)の誤解が解けて良かった

ハミガキしたあとのご飯は苦くなるのが常識だと思っていた

浮気じゃなくて良かった

羽生紬(はにゅう つむぎ)が無事なまま問題が解決できて良かった

同じ会社にストーカーがいるのは想像出来ない程恐怖なんだろうな

ストーカー被害を身近に相談できる人がいて良かったし、相談できる精神状態で良かった

同僚を利用して犯罪をしようとする人の気持ちを理解できない

五話 ビーフカレーは巡る 

えんとつ軒のレシピをきっかけに始まる話

蠟燭亭(ろうそくてい)の三代目と麻野の師匠が同一人物像

人間の性格は簡単に変わらないというけど、麻野の師匠の例をみると、結局はその人次第だと感じた。

レシピ盗むのは犯罪だけど、そこまでして守りたい物があるのは貴重だと感じた

めぐりめぐったけど、レシピが娘さんに受け継がれて良かった

世間は狭いということを感じた

 

今回もあっという間に読み終わりました

次回も楽しみにしています